予算特別委員会最終日に日本共産党区議団は、一般会計予算についての組替えを要求しました。
《組替えを求める理由》
物価高騰と新型コロナ感染症で、これまで以上に困難な状況にある区民生活を守るため、緊急かつ、最小限の施策の拡充をはかるとともに、今後の財政運営に多大な影響を及ぼす不要不急の事業については削減するよう提案するものである。
《歳出予算の組替えの内容》
(1)歳出予算の増額
①国民健康保険料の均等割り小学6年生まで軽減するための補助金制度創設(均等割り無償化)
②物価高騰による燃料、ガス、電気代の補助、家賃などの固定費の中小企業への補助制度の創設
③障害者福祉基盤等整備費助成経費の創設(親亡きあと対策)
④低所得者へのエアコン設置補助制度の創設(高齢者、障がい者、ひとり親、生活保護)
⑤物価高騰により影響をうけた介護事業者への支援金制度の創設
⑥物価高騰により影響をうけた障害者サービス事業者への支援金制度の創設
⑦低所得者(年収200万円以下世帯)への5万円給付金制度の創設
⑧人材確保を目的とした介護職員宿舎借り上げ補助事業の創設
⑨通所系介護サービスの食費の低所得者への補助制度の創設
⑩高齢者福祉基盤等整備費助成経費の増額(特別養護老人ホーム)
⑪高齢者居宅支援対策事業経費
⑫高齢者補聴器購入費助成事業経費の増額
⑬後期高齢者の窓口負担増への医療費補助制度の創設
⑭児童扶養手当を条件としないひとり親世帯への支援金の創設
⑮大学生・専門学校生の給付型奨学金制度の創設
⑯学校給食管理運営経費の増額(学校給食費の全額無償化)
⑰就学援助費の増額(就学援助認定基準の引きあげ)
(2)歳出予算の減額
①池袋副都心移動システム推進事業経費の減額(イケバス関係経費)
②池袋駅東口街区再編まちづくり事業経費の減額
③南池袋二丁目C地区市街地再開発事業経費の減額
④東池袋一丁目地区市街地再開発事業経費の減額
⑤庁舎跡地・庁舎周辺道路整備事業経費の減額
⑥ハレザ池袋周辺道路整備事業経費の減額
予算組換え動議の様子はこちら→http://www.kensakusystem.jp/toshima-vod/video/R05-iinkai/R050314-12-2.html