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お知らせ
区議団ニュース 第69号発行しました
2022.05.01

区民の命と暮らし最優先の豊島区政を

2022年第1回定例区議会

第1回定例会は、2月9日から3月23日の日程で開催されました。
儀武さとる議員と小林ひろみ議員が一般質問。予算特別委員会
は、小林議員、儀武議員が審査にあたりました。
 2月9日本会議初日で、清水みちこ議員が「国民健康保険事業について新型コロナウイルス感染症に対抗するための財政支援を求める意見書」について提案趣旨説明をおこない、全会一致で可決されました。
 3月23日本会議最終日で、区民から提出された「豊島区上空低空飛行ルートを『固定化回避検討会』の結論が出るまで、従来ルートに戻すことを求める陳情」の不採択に反対する討論を渡辺くみ子議員がおこないました。
 また3月2日豊島区では「核兵器の使用を示唆するようなプーチン大統領の一連の行為に対する厳重抗議文」を区長・議長連名で発表しました。

2022年度予算に反対

2022年度予算は、日本共産党が求めてきた、住宅リフォーム助成予算の増額、中学生の広島派遣、高齢者グループホームの増設、谷端川緑道公園の改修、千早4丁目アパートの大規模改修など改善点もあります。しかし、第一にコロナ禍で深刻な区民生活を直視し、暮らし、福祉、教育等、区民需要を最優先とした予算になっていない、第二にコロナ禍のもと市街地再開発事業に58億円など不要不急の事業をすすめようとしている、ことから反対しました。また、予算委員会で予算組み替え動議を提案、日本共産党の
みの賛成で否決されましたが、引き続き実現のために力を尽くします。

予算組替え動議の主な内容

❶国民健康保険料の就学前子どもの均等割り無料
❷コロナ感染症により減収した事業者への家賃補助
❸介護、障害者サービス事業者への支援金
❹低所得者へのエアコン設置補助制度の創設(高齢者、障が
い者、ひとり親)
❺学校給食費の無償化、子どもの医療費無償制度の拡充(高
校生までの対象拡大など)、就学援助の認定基準引き上げ
❻障害者グループホームの整備費
❼児童扶養手当を条件としないひとり親や低所得子育て家庭
への支援金の創設
など

国民健康保険についての財政支援を求める意見書が可決されました

東京都より示された2022年度保険料算定結果は、前年度比で大幅に上がり、その要因は新型コロナ感染症による「一人当たり医療費の増」があげられています。
 23区特別区長会は昨年末、新型コロナ感染症の影響による負担について、国と東京都に対し財政支援を求める緊急要望書を提出しています。
 「国民健康保険事業について新型コロナウィルス感染症に対抗するための財政支援を求める意見書」は、経済的な課題を抱える被保険者の負担については十分な配慮が必要と、国と東京都に対し財政支援を求めるもので、全会一致で可決されました。

危険な羽田新ルートは「固定化回避検討会」が終わるまで従来ルートに

国は2020年3月から羽田空港への着陸便について豊島区の上空を低空で飛ぶ飛行ルートを開始。住民らは、異常な騒音、振動、落下物等の危険性を訴え、撤回を求めてきました。
 国は新ルートを進めながらも、都民の声を背景に新ルートの「固定化回避検討会」を20年6月から開始。これに対し区民から「検討結果が出るまで従来ルートへ戻すよう、区議会から国へ意見書提出を求める」陳情が出され、都市整備委員会で審査。
 渡辺くみ子議員は採択を強く主張。しかし自民、公明、都民ファーストの会・民主は、国際線の増便は大事、国際競争力の強化は必要と不採択としました。

政治資金規正法違反について

自民党の堀こうどう元都議会議員が開いた政治資金パーティーのパーティー券購入にかかわって、自民党豊島区議団の松下創一郎幹事長、竹下ひろみ副幹事長と豊島区の部長2人が3月24日、政治資金規正法違反で略式起訴され、3月30日、罰金の略式命令が出されました。両区議は3月24日辞職。区議団は、4月4日「自民党区議・区幹部の政治資金規正法違反の真相究明を求める声明」を発表しました。

自民党区議・区幹部の政治資金規正法違反の真相究明を求める声明 – 日本共産党豊島区議団 (jcp-toshima.jp)

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