議員提出議案第4号
都営バス池86系統の増便を求める意見書
上記の議案を提出する。
2009年2月20日
提出者 豊島区議会議員
垣 内 信 行 渡 辺 くみ子
儀 武 さとる 小 林 ひろみ
河 野 たえ子 森 とおる
豊島区議会議長 吉 村 辰 明 様
都営バス池86系統の増便を求める意見書
明治通りを運行する都営バス池86系統は、豊島区民にとって池袋や新宿、渋谷方面に行くための最も身近な公共交通機関である。特に高齢者や身体に障がいのある方などにとっては、貴重な交通機関として利用者も多い路線となっている。
東京都は昨年6月、副都心線の開業を理由に池86系統の便数を一方的に5割減便した。池86系統は豊島区内に5カ所の停留所があるが、副都心線は雑司が谷駅のみであること、しかも深度で特に高齢者や障がい者にとって大変利用しにくいものとなっている。
都営バス池86系統は今でも多くの人が利用しているが、減便により、利用者は15分以上待つことが多く、停留所にはいつも多くの人が並んでいる。混雑のため高齢者や障がい者は座れず、さらに次のバスを待つ状態である。このように、減便は区民、とりわけ交通弱者にとって日常生活に深刻な影響を及ぼしており、増便を求める切実な声が多数寄せられている。
この間、町会では増便を求める署名活動に取り組み、東京都に要請を行い、また区も都交通局に申入れを行っている。
よって、豊島区議会は、都バスが公共交通機関としての役割を果たすべく、都営バス池86系統の増便を強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
年 月 日
豊島区議会議長名
東京都知事 あて |